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デトロイト美術館展は写真が撮り放題だった

美術

上野の森美術館で開催中の「デトロイト美術館展」に行ってきた。
www.detroit2016.com




本家のデトロイト美術館が写真撮影自由ということで、この展覧会も月曜・火曜に限って撮影をすることができる。
だったらたくさん撮りまくってやろう、ということで火曜の午後上野へと足を運んだ。
平日の午後ということで客数も少なく、印象派の画家たちと、20世紀前半のドイツ・フランスの絵を、写真を撮った上でじっくりと鑑賞できた。
以下、特に印象に残った絵とその感想。




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フェルメール「白い服の道化師」
自分の子供を描いた絵。
ただかわいいんじゃなくて、画家自身が子供のことがかわいくて仕方ないんだろうな、という父親の愛情まで伝わってくるような気がしてくるね。



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これもルノワールの「白い浴女」
晩年の画家がリウマチに苦しみながら描いた作品。
病に侵されている最中だからこそ、生命の素晴らしさを表現したかったのかな。



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モネ「グラジオラス」
好きになる風景画って必ず「この場所に行ってみたい」と切望するんだけど、この絵がまさにそんな作品だった。



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ルドン「心に浮かぶ蝶」
全然知らない画家だったけれど、妙に気になってしばらく絵の前から離れられなかった。
心に浮かぶ、というより、地獄を彷徨う蝶のように見えてしまう。



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ゴッホ「自画像」
心を覆う暗闇、鬱屈、絵を覆っている負の感情に飲み込まれそうになる。
ゴッホの人生をある程度知っているからこその先入観なのか?



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ゴッホ「オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて」
自殺する1,2か月前に描いた絵。
本当はもっとのどかな光景なんだろう。
だけどゴッホには、もう世界を肯定的にとらえることができなかったのだろう。



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キルヒナー「月下の冬景色」
一応、画家が見た景色をもとに描いたらしい。
月下といいながら夕暮れのような赤々とした空に、同じく葉を赤く光らせた木々。
不思議な、幻想的な風景。



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すべてモディリアーニ「男の肖像」「女の肖像」「帽子をかぶった若い男性」
モディリアーニの絵を実際に鑑賞するのは初めて。
まったく知識はないけれど、ずっと気になる画家だった。
どうしてこの人は顔をこんなに長く描くのか。
わからないけど、気になって、じっくりと見てしまう。
そしてわからないのに、不思議といい絵だなと思ってしまう。



絵の中には、撮影はOKだけどSNS等への投稿が禁止されているものがいくつかあった。
ここに掲載した絵は、確か全部大丈夫だったと思うんだけど……